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CASSHERN [2005年 レビュー]

CASSHERN」(2004年・日本) 監督:紀里谷和明
 
 昨年僕が「東西ヘタレ映画」と名づけた東の横綱である(西の横綱は「サンダーバード・実写版」です)。ヘタレときちんと言い切るためにも観ておかねばなるまい。
 …ところが、私の勉強熱心さも史上最大のヘタレ映画の前に撃沈。残念ながら途中寝てしまいました(笑)。
 私が言う「ヘタレ映画」の定義は、“莫大な金をかけたにもかかわらず、不幸な人間を多数生んでしまった映画”。
 具体的に言うなら、①会社を倒産させた、②原作者のプライドを著しく傷つけた、③期待を寄せた観客をハデに裏切った、などだ(いずれ「デビルマン」もこのジャンルに入るからね。きっと)。
 原作の「新造人間キャシャーン」には、すでに人間ではないキャシャーンが人間ために戦いながら、実は人間たちこそが最も非人道的な生き物である、という皮肉が込められていた。それほど奥深い作品なのだ。宇多田ヒカルのダンナもそれくらいのことは判っていただろう(判ってないかもしれないけど)。
 ドラマとして一番突かなければいけなかったポイントは、人間ではないにもかかわらず愛のために戦うキャシャーンのジレンマだ。なのにそんなことは微塵も書かれていない。どいつもこいつもセリフで言うのは「なぜ戦争をするのだ?」ばかり。どうしてキャシャーンでそんな話をする必要があるんだ?と首を傾げたくなる。キャシャーンで言うべきことはそうじゃないんだよ、ダンナ。
 
 こんな映画で悲しいけど、日本映画界の至宝・麻生久美子が美しい。
 キャシャーンのスーツデザインとヘルメットを被せない選択も悪くはない。最悪なのは紀里谷の頭の中だ。
 F××K!

CASSHERN

CASSHERN

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2004/10/23
  • メディア: DVD

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コメント 12

コメント&TB&niceありがとうございます。遊びに来ました!

ホント、いまいち何のために戦ってるのかがわかんない映画でした。原作のほうを見てみたいなぁなんて思っております。
by (2005-06-08 00:44) 

ken

ようこそ。
原作は古いアニメーションですが、とても分かり易いお話になってます。
もしも機会があったらご覧になって見てくださいね。
by ken (2005-06-08 01:08) 

なんだか発想の元ネタがわかってしまってちょっと赤面な作品でした。
今の時代『戦いはいけないんだ!!』と
声高に叫んですむほど シンプルな世界じゃないでしょうに。
by (2005-08-06 22:37) 

ken

replicalove*さんの考察にnice!を送りたいと思います。
そして一緒に酒を飲みながら、いろんなお話をしたいと切に思いました。
by ken (2005-08-07 00:50) 

いや、そう言って頂けると光栄です!いい飲み友だちになれそうな気がしますw。
by (2005-08-09 12:35) 

ken

新潟の美味い酒をいつか飲みましょう^^
by ken (2005-08-09 20:39) 

へちま38

よかった~同じ様に思っている方々がいらして(笑)
「ボクたちが殺し合う必要なんてないんだ~」と叫ばせたかったら
イデオンを実写化すればよいのです。
キャシャーンでやるから無理があるんですね。
by へちま38 (2006-02-24 18:05) 

ken

そうそう!
replicalove*さんとも別の項目で話していたのですが「イデオン」をやれば
いいんですよね! nice!ありがとうございます。
by ken (2006-02-24 18:09) 

eklady

いつも参考にさせていただいてます。たつのこプロ作品大好きでした。
キャシャーンもはるか昔にファンになってました。もちろんデビルマンも
主題歌歌えますよ。主人公の悲しさを微妙に感じる作品が好きでした。その頃は、少年物大好きの女の子!?でした。
笑われるかも知れませんが、たつの子プロの孫悟空なんかも好きでしたよ
昔を知っている私には、主人公は誰?とおもいましたが。映像自体はきれいで面白く見れました。
by eklady (2007-02-25 13:01) 

ken

古い記事にコメントありがとうございます。
竜の子プロ作品はもちろん僕も大好きでしたよ。
「マッハGOGOGO」、「ガッチャマン」、「破裏拳ポリマー」「宇宙の騎士テッカマン」「タイムボカン」…キャシャーンだけは突出してましたけどね。
映画に関してはもう少しなんとかなっただろうに…と今思い出しても悔やまれます。
by ken (2007-02-25 14:04) 

Sho

これ、なんかつまらなそうで見てないのですが。
ジブリにはジブリの、タツノコにはタツノコのカラーがありますね。
かなり大きくなってから、「ガッチャマン」の芯の部分がわかった気がしたときすごくショックでした。「すごく深い物語だったんだ・・」と。
アニメで親しんだものが実写版になったものって、正直見るのが恐いです。

マッハもタツノコなのですか!主題歌歌えます!いい作品だったなあ。
by Sho (2007-02-25 14:45) 

ken

この映画はまったく観る必要ありません。
観るなら昔のアニメを観たほうがいいです。
マッハGoGoGo!は僕も主題歌そらで歌えますよ(笑)。
by ken (2007-02-25 15:38) 

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