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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年・アメリカ) [2016年 レビュー]

原題:STAR WARS:THE FORCE AWAKENS
監督:J.J.エイブラムス
脚本:ローレンス・カスダン、J.J.エイブラムス、マイケル・アーント

 これを書くまでに5回見てきた。
 3D字幕版、4DX3D字幕版、2D吹き替え版、3D字幕版(2度目)、最後はデルタ航空の機内で。
 何度見ても「エピソード7」という新作を観ることが出来た喜びが大きくて、それ以上のことをあれこれ言う気になれない。唯一、敵役であるカイロ・レンが、ダース・ベイダーと比べ物にならないくらい“小粒”だったこと以外は。

 感動的だったポイントをいくつか挙げてみる。
 映画会社がディズニー・スタジオに変わってしまったので、20世紀フォックスのオープニングが聴けなかったのは残念だったけど、買収された「ルーカスフィルム」のクレジットロゴが出たのは嬉しかった。『スター・ウォーズ』が未来永劫続くなら、未来永劫ルーカスフィルムの名は残して欲しい。これは彼のクリエイティブなのだから。
 主人公が男子から女子に代わったのも、製作がプライベート(ルーカス)からメジャー(ディズニー)に代わったためと思われる。かなり高いところに設定されたと聞く興行収入目標を達成するためには、放っておいても観に来る(僕のような)オールドファンはさておき、過去作品を観ていない若い世代の、さらに女性を取り込めないと不可能だからだ。スピンオフ作品『ローグ・ワン』の主人公が女性なのも、主要登場人物に香港の俳優ドニー・イェンが起用されたのも、マーケットを意識したものに他ならない。とはいえ『フォースの覚醒』は女性が主人公であることに何の不満も、何の見劣りもない構造に仕立てられていた。レイを演じたデイジー・リドリーはとても魅力的で、新しい時代の“エピソード”を語るに足る素晴らしいキャラクターだったと思う。
 予告編で既出だったミレニアム・ファルコン、特にハン・ソロ&チューバッカの登場シーンは感無量。15歳で見た『スター・ウォーズ』の、もう無いと思っていた新作を、53歳にして見ることが出来た喜びは、ここがピークだったと思う。思わず「生きてるだけで丸儲け」とつぶやいた。
 ストーリー展開については、様々な意見があるだろう。よく言えば「エピソード4に対するオマージュ」であり、悪く言えば「焼き直し」だ。この点については言及しない。個人的には「歴史は繰り返す、ってことだな」と思いながら途中まで観ていたけれど、後半は「ちょっと寄せすぎじゃないか?」とも思った。しかし(仮にもクリエイターの端くれなので)じゃあ自分ならどう紡ぐかと自問すると、「これで良かったでしょう」と思う。『スター・ウォーズ』の物語を自分で考えるなんてそもそもが畏れ多い。ただただ作ってもらって観せてもらえるだけでありがたい。

 一番の驚きはルークの登場だった。
 それは「今回は出ない可能性があるかも」と思っていたからだ。それが出た。しかも見事な老けっぷり。ルークの顔は自分を見るようだった。僕も老けた。ついでに「そこでどうやって暮らしてまんの!」とツッコミを入れた。生活感たっぷりだったヨーダ老師とはエラい違いだ。そういう意味では「エピソード5」も含んでたな。
 マーク・ハミルはいい表情をしていた。次回作に十分期待をもたせてくれるシーンだった。そして最後に言いたい。とてつもないプレッシャーの中、素晴らしい新作を作ってくれたJ.J.に「おつかれさまでした!」


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ERUN

こんばんは。ハン・ソロファンとしては次回以降の期待が無くて悲しいですけど、にわかSWファンの高校生の娘も大興奮のお話でした。レイア姫も続編を撮り終えていたそうですし、続きが楽しみです。
by ERUN (2017-01-08 00:43) 

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