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ピンポン [2008年 レビュー]

ピンポン」(2002年・日本) 監督:曽利文彦 脚本:宮藤官九郎

 風邪っぴきで熱があったので、どーでもいい映画が観たかった。
 それには持って来いじゃない?「ピンポン」

 原作、読んでました。連載中に。
 松本大洋の世界をどう映像化するかってところが監督の最大の頭の使いどころだろうと僕は勝手に思っていたんだけど、この監督には何のひねりもございませんでしたね。
 もっと遊んでいいだろう。もっと狙っていいだろう。もっと粗くしていいだろう。もっとカラフルにしていいだろう。もっとモノクロにしていいだろう。もっとディフォルメしていいだろう。
 何もなし。
 アホか。

 良かったのはスマイルを演じたARATAだけ。
 孤高のカットマンの雰囲気、出てたなあ。
 でもカットマンとして優れたところの映像は足りなさすぎ。カットマンは沈着冷静。相手が熱くなってミスをするところに面白さがあるのに、それは伝え切れてない。見せろよ。
 窪塚ペコは好みの問題でしょう。6年前、他に誰がペコをやれるんだ?と聞かれたら即答しかねる。個人的にはあのセリフの言い回しが好きじゃない。
 技術的には佐光朗さんの撮影、特にハンディカメラが見事だった。卓球ド素人の俳優陣を少なくともヘタに見せなかったのは佐光さんの力が大きい。

 今になって観て、これから映画化される浦沢直樹の「20世紀少年」を想像させた。
 いや単純に宮藤官九郎の脚本が「ヒーロー」に固執してたからなんだけど。
 堤幸彦ならなんとかしてくれるのかなあ。

ピンポン

ピンポン

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD

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コメント 6

ミック

カットマンのARATA良かったです。
アクマもドラゴンもチャイナも良かったですけど、
ペコだけが窪塚洋介のままでした。
kenさんはテレビドラマは見ないと記憶していますが、
やはり、
堤監督+クドカン+窪塚洋介=「池袋ウェストゲートパーク」
というイメージが強いです。
風邪、早く治りますよーに^^!
by ミック (2008-01-20 19:53) 

ken

>ペコだけが窪塚洋介のままでした。

やっぱそうなんだ!(笑)。
風邪、まだ完治してません…。
nice!ありがとうございます。
by ken (2008-01-20 20:21) 

satoco

原作だと中学生なりの面白さがあるんですよね。
キャスティングは悩んだんだろうなーというのが窺えました。私も窪塚節が好みでないです。
原作を読むと卓球がすごく面白く感じてやりたくなっちゃうのですが、映画だと試合の点を取ったり取られたり、ハラハラする感じもないのが残念でした。
でも絵柄はキレイだったと思います。
by satoco (2008-01-21 15:18) 

ken

お?原作の設定って中学生でした?
確かにハラハラしない映画でしたね。
by ken (2008-01-21 15:27) 

satoco

あれ、調べたらどうも高校生みたいです。
てっきり中学生だと思ってました...すんません。
by satoco (2008-01-22 11:48) 

ken

ですよね。
アクマ煙草吸ってたもんな。
あ、中学生も煙草吸うかw
by ken (2008-01-22 12:48) 

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