愛しのローズマリー [2006年 レビュー]
「愛しのローズマリー」(2001年・アメリカ) 監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
グウィネス・パウトローと言うなんとも発音しにくい女優のことをあまり好きじゃなかった僕は、彼女の相手役がジャック・ブラックと知ってますます「どうせブサイクな男が美女に惚れてすったもんだ起こすラブコメなんだろう」と勝手に想像をし、今日まで観なかった1本です。
あらかじめ言っておきますが、この映画はそんなくだらないストーリーじゃありません(笑)。「愛しのローズマリー」の原題は「SHALLOW HAL」と言いますが、実は僕自身が「SHALLOW KEN」なのでありました(笑)。
「女は見た目がすべて!」と信じて生きてきたハル(ジャック・ブラック)は、ある日催眠術で内面の美しい人こそ最高の美人に見えるようになってしまう。
そんなハルが恋したのは、体重130キロもある超肥満女性ローズマリー(グウィネス・パウトロー)。しかしハルにはそんな彼女がスレンダーで美しいスーパーモデル級の美女にしか見えなかった…。
安いラブコメじゃないことだけは事実です。さすが「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟だけに展開も面白い。途中でオチは読めそうになるけど、それも全然許せちゃう。なぜならグウィネス・パウトロー(ちきしょう、入力もしづらいぞ)があまりにも可愛いからです。
しかも彼女は高慢ちきな鼻持ちならない美女じゃなく、聡明で謙虚で慈悲に溢れた人格者と来てる。もちろん「あくまでも美女に見えているだけ」なんですけどね(笑)。この設定バランスがバツグンにいい。
この映画、男にとってはホンネとタテマエが錯綜する「究極の選択」の世界です。「自分ならどうする?」とハラハラしつつ楽しめる。そしてエンディングを迎える頃には激しく葛藤をしている自分に気付きます(笑)。と、同時に映画の落としどころも気になる。さて一体ハルはどうするのか?!
この作品は“ストーリー”としてと言うより、“映画”としての着地点がなかなか面白い。
オチは途中で見えるから(書かないけど)エンディングで「やっぱりね」と思います。でも不思議とザラッとした嫌な後味は残らない。
なぜなら。
最後の最後はグウィネス・パウトローがちゃんと演じているから。
観ている男は「ああ、この娘は頑張ってダイエットすれば、グウィネス・パウトローになれるんだ」と思えるからなのです。
正直このテクニックは巧いと思いました。もちろん僕が男だからそう思うんですけどね。女性にとってはどうでしょうか?(笑)
ファンタジーラブコメの佳作。








posessionっていう映画にでてました、きれーなひとですよねえ。ちょっとはまってました。
by snorita (2006-06-20 17:42)
金髪神話とでも言いましょうか、この映画もバックライトをふんだんに使って
実に美しく見せていました。あんなこと現実にはなかなか起きないんだよなあ。
by ken (2006-06-21 00:13)
3年位前に見ました。催眠術の人は実際にカウンセラーを
仕事としてる人だそうですね。
ジャック・ブラックは向こうではコメディアンとして
有名なんだとか。
まあ見た目と中身は別物という事は良くあることですが
見た目も中身も良いという女性は一握りというのは
一般論としてよくある話ですね。
女に縁がない俺は出会ったことないですが・・・。
by 芸夢人 (2006-11-29 16:21)
外も中もいい女ってそうそういませんよ。
ま、どの程度まで求めるかにもよるんですけどね。
僕は職業柄外見のいい女とは頻繁に出逢いますが、
中味までは確認のしようがなく、何事も起きずに毎日が過ぎていきます(笑)
by ken (2006-11-29 18:45)