アミスタッド [2005年 レビュー]
「アミスタッド」(1997年・アメリカ) 監督:スティーブン・スピルバーグ
まず97年がすでに8年前って事実にちょっと驚く。オレも歳とったなあ(笑)。
それにしてもスピルバーグがこんな作品を撮っていたなんてまったく知りませんでした。これはあくまで個人的な理由なんですが、97年当時はほとんど映画を観ていなかったからだと思います。
ちなみにこの年公開された主な作品は「タイタニック」、「LAコンフィデンシャル」、「グッド・ウィル・ハンティング」、「恋愛小説家」、「メン・イン・ブラック」、「ボクサー」などなど。僕が劇場で観た作品は一本もなく、前半に並べた3本だけ後年DVDで観た程度。この頃のオレは何してたんだろう?
1839年。スペインの奴隷船で暴動を起こした黒人たちがアメリカの警備船に拘束され裁判に掛けられる。黒人の所有権をめぐって様々な人間が勝手な主張を繰り返す中、奴隷解放を目指す男たちもいた。
実話を基にしたストーリーだけにやはり重みが違います。特にアンソニー・ホプキンスが演じた元大統領、ジョン・クインシー・アダムズの存在が大きい。
作品としてはとても地味なんだけど、「黒人は人間か否か」という非人道的なジャッジが、最高裁で争われていた事実は後世に伝えるべきことだと、この作品を観て改めて思いました。
後半アンソニー・ホプキンスに圧されて、モーガン・フリーマンの存在感が希薄になってしまう脚本がすごく惜しい。それだけが残念です。
人が人を家畜並みにしか扱わなかった歴史は、人の尊厳を考えるための反面教師として優れた教材となると思う。昔の表現を使えば「文部省推薦」(笑)。僕の言葉で言うならば「あなたの子供にも見せておくべき重要な1本」です。
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邦題:アミスタッド 原題:Amistad 監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演
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